都留文科大学への進学はすごい?
結論から述べると、都留文科大学への進学は「ちょっとすごい」と言えます。
MARCHレベルには届かないが、都留文科大学が合格圏内であり、ここで学びたいと思えるのであれば進学する価値は十分にあるでしょう。
大学受験生の中で中央ぐらいのレベル感ですが、公立大学という点で、めちゃくちゃ自慢はできないが世間一般の相手に恥ずかしい思いをすることはあまりないと言えます。

当サイト独自の「すごい度ランク判定」において、都留文科大学は「Cランク」としています。
都留文科大学の基本情報
所在地 | 山梨県 |
偏差値 | 50.0~55.0 |
初年度学費 | ¥676,800~¥817,800 |
教員数:学生数 | 教員数:109人 ※非常勤講師を除く 学生数:3,446人 (教員1:学生31.6) |
出身者 | ・宮下泰明 ・岩崎香 ・高梨瑞樹 ・湊秋作 ・岩崎香 |
都留文科大学は偏差値の観点ではすごい?
都留文科大学の偏差値は50.0~55.0となっています。(100人中の場合50位~30位程度のレベル)
これはMARCHや関関同立よりわずかに低く、日東駒専、産近甲龍は上回るレベルの偏差値となりすごいと言えます。
MARCH、関関同立は学歴フィルターを抜けられる大学ランク帯でもあるため、受験生・企業共に重要視されることが多い大学群です。
都留文科大学はMARCH、関関同立より少し下ぐらいの偏差値となっています。
学力的に伸びしろがあり、受験までの時間にも猶予があるなら、MARCHレベル合格を目指す方が偏差値的には良いと言えるでしょう。
「日東駒専」「産近甲龍」は中堅私大グループとされており、普通レベルの大学最終ラインと考えられることが多い大学群です。(”普通レベル”とは大学受験生に限った場合であり、高卒や中卒など含めた同年代全員で考えると上位3割ぐらいには入るレベル)
都留文科大学は日東駒専、産近甲龍を上回るレベルなので、偏差値で考えると”普通よりは上”と考えられます。
入試科目は3教科3科目がメインとなっており、対策範囲としては狭いです。
対策範囲が狭いと、1教科あたりの学習濃度が上がるので偏差値が高く出やすいそうです。
以上の事を踏まえて同偏差値帯の国立大学と比較した場合、都留文科大学よりも入試科目が多い国立大学の方が「すごい」と考えられるでしょう。
都留文科大学は学費の観点で見るとすごい?
都留文科大学の初年度学費は¥408,900~¥817,800となっています。
文部科学省の【国公私立大学の授業料等の推移】によると、令和3年度の公立大学(地域外からの入学者)の平均学費は¥927,668となっています。(授業料:¥536,363、入学料:¥391,305)
都留文科大学は都留市民であれば¥676,800と、平均よりも25万円ほど安上りです。
他地域からであれば¥817,800となるものの、それでも平均も10万円程度安く済みます。
都留文科大学の学費は公立大学の平均学費よりも安く済むので、すごいと言えるでしょう。
4年間の学費で見ると、都留文科大学は私立大学の平均学費よりも大体150万円ほど安く済みます。
都留文科大学は国立大学と同等の学費であり、親孝行という意味でもすごいと言えます。
やはり学費が安いというのは国公立大学の大きな利点です。
高い学費を払うことを「すごい」と捉える場合、都留文科大学は私立大学に比べて学費が安いので「全然すごくない」ということになります。
都留文科大学の就職実績はすごい?
都留文科大学の就職希望者は卒業生の内、約85%となっています。
厚生労働省が出している【令和6年3月大学等卒業者の就職状況】内で、国公立の令和6年度就職希望率を見ると55.8%となっているため、都留文科大学の就職希望率はかなり高いと言えます。
一方の進学率は6%となっており、多くの生徒が大学卒業後に就職しているようです。
就職者の業種のうち、目立つところは以下の3業種となります。
公務では「法務省」「東京都庁」「環境省」など。
教員では「山梨県教育委員会」「東京都教育委員会」「福岡市教育委員会」など。
情報通信業では「リクルート」「パナソニックネットソリューションズ」「テレビ山梨」などが見受けられます。
教員や公務への就職実績が多く「すごい」
都留文科大学の2023年度就職実績として、教員・公務員が全体の46.8%(322名)を占めています。
都留文科大学のネット評判(知恵袋)はすごい?
都留文科大学のネット上での評判は「地味な大学」というニュアンスのコメントが多く見られます。
都留文科大学のネット評判で、ボロカスに言われていることはほとんど見かけませんが、教員就職以外の面で良く言う評判もあまり見かけませんでした。
ネガティブな評判としては
- 一般企業への就職が厳しい
- 立地が田舎
といった内容です。
良い評判も悪い評判も、どちらとも大して見当たらず
無難な大学と言いたげな印象を受ける評判が大半です。
教員を目指すには良い大学と多くの方が評されていました。
教員志望に関する評判は「すごい」と言えます。
まとめ
都留文科大学は「ちょっとすごい」と言えます。
Fラン卒や高卒に比べれば「かなりすごい」。
教員志望の方には非常に価値のある大学と言えるでしょう。

当サイト独自の「すごい度ランク判定」において、都留文科大学は「Cランク」としています。