京都女子大学への進学はすごい?
結論から述べると、京都女子大学への進学は「ちょっとすごい」と言えます。
関関同立レベルには届かないが、京都女子大学が合格圏内であり、ここで学びたいと思えるのであれば進学する価値はあるでしょう。
大学受験生の中でも中央~中央やや下ぐらいのレベル感ですが、関西の女子大御三家ともされているため、自慢はできないが世間一般の相手に恥ずかしい思いをすることはあまりないと言えます。
当サイト独自の「すごい度ランク判定」において、京都女子大学は「Cランク」としています。
京都女子大学の基本情報
所在地 | 京都府 |
偏差値 | 45.0〜52.5 |
初年度学費 | ¥1,300,000~ ¥1,445,000 |
教員数:学生数 | 教員数:206人 学生数:6,033人 (教員1:学生29.2) |
出身者 | ・中村玉緒(女優) ・立花理香(声優) ・番長みるく(フリーライター) ・伊豆美沙子(政治家) ・土井たか子(政治家) ・山崎豊子(直木賞作家) |
京都女子大学は偏差値の観点ではすごい?
京都女子大学の偏差値は45.0〜52.5となっています。(100人中の場合40位~69位程度のレベル)
これはMARCHや関関同立より低く、日東駒専・産近甲龍と同じレベル感の偏差値となりあまりすごいとは言えません。
MARCH、関関同立は学歴フィルターを抜けられる大学ランク帯でもあるため、受験生・企業共に重要視されることが多い大学群です。
西の「産近甲龍」と東の「日東駒専」は偏差値を初め、様々な観点で同等の大学群として見られています。
どちらにしても、「一流大学」「エリート」「高学歴」と言った華々しい表現からは程遠い大学になります。
京都女子大学は偏差値的に「日東駒専」「産近甲龍」と同等ぐらいのレベル感です。
京都女子大学の偏差値は45.0~52.5ですが、入試科目が1~3教科程度と少なめ。
対策範囲が狭い故に偏差値が高く出ている可能性は考えられます。
国公立大学では、偏差値的に京都女子大学と同等であったとしても、共通テスト6教科8科目程度に加えて2次試験も加わってくるため、明らかに学習範囲が違っています。
上記のことも含めて考えると、京都女子大学の偏差値は数字よりもすごくないと言えるかもしれません。
京都女子大学は学費の観点で見るとすごい?
京都女子大学の初年度学費は学部によって異なり、¥1,300,000~¥1,445,000となっています。
文部科学省の【国公私立大学の授業料等の推移】によると、令和3年度の私立大学の平均学費は¥1,176,894となっています。(授業料:¥930,943、入学料:¥245,951)
これに対して、京都女子大学は¥1,040,000~¥1,207,000。(入学料と授業料のみ)
学科によっては平均よりも前後するものの、概ね平均に近い学費と捉えて良いでしょう。
4年間の学費で見ると、京都女子大学は国立大学の標準学費よりも2倍程度多く掛かります。
京都女子大学の授業料は2年次から(初年度+10万円前後)高くなります。
学歴に対する学費のコスパで見ると、国立大学には到底及ばないので、すごいとは言い難いです。
高い学費を払うことを「すごい」と捉える場合、京都女子大学は国公立大学に比べて圧倒的に学費が高いので「結構すごい」ということになります。
京都女子大学の就職実績はすごい?
京都女子大学の就職者は卒業生の内約87%となっています。
厚生労働省が出している【令和6年3月大学等卒業者の就職状況】内で、私立の就職希望率を見ると84.2%となっているため、京都女子大学の就職希望率は平均的と言えます。
一方の進学は6%ほどとなっており、ほとんどの生徒が大学卒業後に就職しているようです。
就職者の業種のうち、目立つところは以下の3業種となります。
教育では「LITALICO」「パーソルキャリア」「マイナビ」など
卸売・小売では「スギ薬局」「パル」「クスリのアオキ」など。
金融では「京都銀行」「京都中央信用金庫」「滋賀銀行」などが見受けられます。
関西圏の公務や教員の実績があり「ややすごい」と言えます。
京都女子大学のレベルだと学歴フィルターに引っかかってしまいやすいため、メガバンクや業界トップ企業への就職は厳しい傾向です。
しかし、関西の女子大御三家という知名度があることで、Fラン卒や高卒では通常辿り着けない就職先も選択肢としてたくさんあります。
京都女子大学のネット評判(知恵袋)はすごい?
京都女子大学のネット上での評判は「地味で大人しい普通の大学」的なニュアンスのコメントが多く見られます。
京都女子大学のネット評判は、ボロカスに言われていることはあまり見受けられませんでした。
ネガティブな評判としては
- 地味な感じ
- 「イモ子」が多い
- 京大の男漁りにハマるやつがいる
といった内容です。
学力面や大学としてのレベルを評価する声はあまり見当たらず、どちらかというと外面を指摘する評判が多くありました。
外面に関しては本人次第ではありますが「そう見られやすい」と頭に入れておいても良いでしょう。
一方、就職面では強いようなので、企業からすると世間的な外面評価は無関係な感じ。
まとめ
京都女子大学は「ちょっとすごい」と言えます。
Fラン卒や高卒に比べれば「すごい」と言えます。
当サイト独自の「すごい度ランク判定」において、京都女子大学は「Cランク」としています。