愛媛大学への進学はすごい?
結論から述べると、愛媛大学への進学は「ちょっとすごい」と言えます。
MARCHレベルには届かないが、愛媛大学が合格圏内であり、ここで学びたいと思えるのであれば進学する価値は十分にあるでしょう。
医学部を除くと、大学受験生の中で中央ぐらいのレベル感です。
しかし、国立大学という点で、めちゃくちゃ自慢はできないが世間一般の相手に恥ずかしい思いをすることはあまりないと言えます。

当サイト独自の「すごい度ランク判定」において、愛媛大学は「Cランク」としています。
愛媛大学の基本情報
所在地 | 愛媛県 |
偏差値 | 42.5~65.0 |
初年度学費 | ¥408,900~¥817,800 |
教員数:学生数 | 教員数:954人 ※非常勤講師を除く 学生数:7,971人 (教員1:学生8.3) |
出身者 | ・泉信彦 ・長榮周作 ・大政謙次 ・中澤信幸 ・吉田謙一 |
愛媛大学は偏差値の観点ではすごい?
愛媛大学の偏差値は42.5~65.0となっています。(100人中の場合77位~6位程度のレベル)
医学部(65.0)を除くと、42.5~50.0となり、MARCHや関関同立より低く、日東駒専、産近甲龍を少し上回るレベルの偏差値となり少しすごいと言えます。
MARCH、関関同立は学歴フィルターを抜けられる大学ランク帯でもあるため、受験生・企業共に重要視されることが多い大学群です。
愛媛大学の医学部以外はMARCH、関関同立以下の偏差値となっています。
学力的に伸びしろがあり、受験までの時間にも猶予があるなら、MARCHレベル合格を目指す方が偏差値的には良いと言えるでしょう。
「日東駒専」「産近甲龍」は中堅私大グループとされており、普通レベルの大学最終ラインと考えられることが多い大学群です。(”普通レベル”とは大学受験生に限った場合であり、高卒や中卒など含めた同年代全員で考えると上位3割ぐらいには入るレベル)
愛媛大学は日東駒専、産近甲龍を少し上回るレベルなので、偏差値で考えると”普通よりは上”と考えられます。
入試科目は5~6教科7科目に加え、2次試験3教科となっており、対策範囲が広いことから偏差値が少し低く出ている可能性があります。
大学によるものの、3教科程度の軽量入試が採用される私立より愛媛大学は科目が多いので、同レベルの私立合格よりすごいと言えるでしょう。(医学部合格は遥かにすごい)
愛媛大学は学費の観点で見るとすごい?
愛媛大学の初年度学費は¥408,900~¥817,800となっています。
文部科学省が定めている国立大学の標準学費は
- 入学料…¥282,000
- 授業料…¥535,800
- 合計…¥817,800
となっています。
愛媛大学は文部科学省が決めた標準学費に沿った学費となっていますね。
夜間コースであれば、標準学費から半額の¥408,900となり、格段に安くなります。
4年間の学費で見ると、愛媛大学は私立大学の平均学費よりも大体150万円ほど安く済みます。
さらに夜間主コースの場合、270万円も安くなります。
私立大学と比べて4年間で150万円~270万円もの負担を軽減できることは「すごい」と言えるのではないでしょうか。
やはり学費が安いというのは国公立大学の大きな利点で、親孝行にもなるでしょう。
高い学費を払うことを「すごい」と捉える場合、愛媛大学は私立大学に比べて学費が安いので「全然すごくない」ということになります。
愛媛大学の就職実績はすごい?
愛媛大学の就職者は卒業生の内、約68%となっています。
厚生労働省が出している【令和6年3月大学等卒業者の就職状況】内で、国公立の令和6年度就職希望率を見ると55.8%となっているため、愛媛大学の就職希望率は高いと言えます。
一方の進学率は25%となっており、多くの生徒が大学卒業後に就職しているようです。
就職者の業種のうち、目立つところは以下の3業種となります。
製造業では「日本製鋼所」「マツダ」「三菱電機」など。
公務では「愛媛県職員」「松山市職員」「広島市職員」など。
金融・保険では「愛媛銀行」「伊予銀行」「中国銀行」などが見受けられます。
地銀や公務への就職実績が多く「すごい」
地方国立大学という点から、地元の公務員や銀行に特に強いと感じます。
その他の分野においてもFラン卒や高卒では通常辿り着けない就職先が選択肢としてたくさんあります。
愛媛大学のネット評判(知恵袋)はすごい?
愛媛大学のネット上での評判は「国立底辺」というニュアンスのコメントが多く見られます。
「すごい」と褒める評判は、あまり目立ちませんでした。
愛媛大学のネット評判で、ボロカスに言われていることはほとんど見かけませんが、やや悪く言う評判が目立ちます。
ネガティブな評判としては
- 国立底辺
- 特徴がない
といった内容です。
実際のところ底辺では無いですし、”国立大学”というネームバリューはあります。
地方の国立大学という点からネット上では見下された評判が多いかと推測できます。
まとめ
愛媛大学は「ちょっとすごい」と言えます。
Fラン卒や高卒に比べれば「かなりすごい」。
四国での就職を考えているなら、愛媛大学へ進学する価値は特に高いでしょう。

当サイト独自の「すごい度ランク判定」において、愛媛大学は「Cランク」としています。