東京都立大学への進学はすごい?
結論から述べると、東京都立大学への進学は「すごい」と言えます。
東京都立大学が合格圏内であり、ここで学びたいと思えるのであれば進学する価値は十分にあるでしょう。
学歴厨にとって東京都立大学は凡人レベルかもしれませんが、高卒やFラン生と比べると圧倒的にすごい学歴です。
大学受験生の中でも平均より上、MARCHレベルに並ぶ公立大学と言う点を踏まえると、世間一般の相手に恥ずかしい思いをすることはあまりないと言えます。
当サイト独自の「すごい度ランク判定」において、東京都立大学は「Bランク」としています。
東京都立大学の基本情報
所在地 | 東京都 |
偏差値 | 52.5~60 |
学費 | ¥661,800~¥802,800 (東京都民は入学料が半額) |
教員数:学生数 | 教員数:約1,300人 学生数:約6,800人 (教員1:学生5.2) |
出身者 | ・三橋貴明(経済評論家) ・ゆゆうた(Youtuber) ・木村弘毅(mixi) ・東哲郎(東京エレクトロン) ・山木利満(小田急電鉄) |
東京都立大学は偏差値の観点ではすごい?
東京都立大学の偏差値は52.5~60となっています。
これはMARCHや関関同立と同レベルか少し下ぐらいの偏差値となります。
単純に偏差値だけでは比較しきれませんが、学歴フィルターを抜けられる大学ランク帯でもあるため、重要視されることが多い大学群です。
法学部や経済経営学部に関しては偏差値60をマークしており、上位15%に食い込むレベルが必要となるため、進学できれば「すごい」と言えるでしょう。
その他の学部には偏差値52.5の学部がそこそこ多く、それらの学部においては平均を少しだけ上回った程度なので、あまりすごいとは言えません。
偏差値57.5は上位20~25%相当のレベルとなるため「すごい」と言える一つのボーダーラインと考えられます。
東京都立大学は学費の観点で見るとすごい?
東京都立大学の学費は¥661,800~¥802,800となっています。
文部科学省の【国公私立大学の授業料等の推移】によると、令和3年度の公立大学(地域外からの入学者)の平均学費は¥927,668となっています。(授業料:¥536,363、入学料:¥391,305)
これに対して、東京都立大学は東京都民であれば¥661,800とかなり安上りです。
他府県民であっても平均より12万円程度安いので「すごい」と言えるのではないでしょうか。
4年間の学費で見ると、都民であれば公立大学の平均学費よりも30万円以上安く済む計算です。
30万円というと親の月収を上回る可能性がある金額ですので、それだけ安いのは「すごい」と言えます。
高い学費を払うことを「すごい」と捉える場合、東京都立大学は学費が安いので「全くすごくない」ということになります。
東京都立大学の就職実績はすごい?
東京都立大学の就職希望者は卒業生の内56.5%となっています。
厚生労働省が出している【令和6年3月大学等卒業者の就職状況】内で、国公立の就職希望率を見ると55.8%となっているため、東京都立大学の就職希望率は大体平均的です。
就職者の業種内訳のうち、大きなところは以下の3業種となります。
情報通信業では「NTTデータ」「東芝デジタルソリューション」「サイバーエージェント」など。
医療、福祉では「東京都立病院機構」「東京大学医学部附属病院」「筑波記念病院」など。
公務では「東京都庁」「神奈川県庁」「横浜市役所」などが見受けられます。
就職先が飛び抜けて「すごい」とは言い難い感じです。
しかし、東京都立大学のレベルだと学歴フィルターを通り抜けることが多いので、Fラン卒や高卒では通常辿り着けない就職先を選ぶことが可能です。
東京都立大学の就職実績は「上から見たら普通」でも「下からみたらすごい」といったところでしょうか。
東京都立大学のネット評判はすごい?
東京都立大学のネット上での評判は「悪くはない。どちらかと言えば良い方」ぐらいのコメントが多く見られます。
東京都立大学のネット評判は、ボロカスに言われるようなことはほとんど見かけません。
逆に褒めまくる評判もあまり見かけません。
皮肉だったり嫉妬のような感情が少しだけ混ざった、なんとも微妙なコメントが目立ちます。
ネット評判的に東京都立大学が「すごい」と言われることは少ないですが、あくまでネット上の匿名コメントなので深く気にする必要はないでしょう。
東京一工のようなレベルでないと、下げ評価する人は一定数居るものです。
まとめ
東京都立大学は「まぁまぁすごい」と言えます。
学歴でしか語れない人からは下に見られるかもしれませんが、世間一般で見れば十分に高学歴で「すごい」と言えます。
当サイト独自の「すごい度ランク判定」において、東京都立大学は「Bランク」としています。